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赤ちゃんと眠り
Copyright (C) 2008 Nemuri Koubou & Rakune
 すやすや眠る赤ちゃん、可愛いですよね。新生児は3〜4時間おきに目を覚ましおっぱいを飲んで、また眠る。1日の大半を寝て過ごしています。この時期の眠りはレム睡眠(浅い眠り)と覚醒の繰り返しです。この浅い睡眠を繰り返している間に脳の神経細胞がどんどん増え広がってゆきます。3歳頃には、脳細胞のネットワークがほぼ完成されます。十分睡眠をとった子は脳細胞の分裂が活発におこなわれます。
 この間に歩けたり、喋れたりと目に見えて成長すると同時に、体内時計と言われる身体のリズムが出来上がってきます。睡眠リズムもこの時期に身につきます。親の生活リズムに合わせて育児をしていると宵っ張りだったり、朝起きれなくなってしまいます。性能の良い体内時計を身につけるか、どうかで後々影響を受けるのは赤ちゃんです。どうか、この点留意してください。
 人としての芽が伸びてきます。と同時に基本的な性格や情緒が育ってきます。お母さんからの愛情をたっぷり受けて規則正しい十分な睡眠をとった赤ちゃんは情緒豊かに育ちます。
“三つ子の魂、百まで”と言われますが、3歳までに人としての基礎が備わるのです。情緒面がしっかり育ってこそ、その後の成長・発育が豊かになります。
出産〜人の赤ちゃんと他の動物
 人の赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で十月十日の間に生物が進化してきた過程をたどって生まれてきます。馬や犬などは生まれて数時間後には自ら立って歩けるようになりますが、人の赤ちゃんは3ヶ月ほどで首が据わり、寝返りを打ち、ハイハイして、つたい歩きをし、ようやくヨチヨチ歩きをします。この間約一年。 
 人の赤ちゃんの出産は「生物学的未熟児」と言われ、馬や犬の脳はほぼ完成した状態で生まれてきますが人の赤ちゃんは未完成の状態で生まれてきます。野生の動物は、生まれたとたん外敵から狙われ生命の危機にさらされています。ですから生後まもなくから立って歩け、目も見えなければなりません。人の赤ちゃんは、そう言った危機から守れれていて、完成された脳の必要がなく、かえって未熟なほうが後天的にいろんな事を学べ多くの可能性を秘めて生まれてきたと言えます。